【40代からの英語④】ステップアップ TOEIC®800の壁

TOEIC

初めて受験したTOEIC®が思ったより良いスコアをとれたため、英語に対する熱がヒートアップ。

U先生のレッスンでは相変わらず冷や汗ものの、TOEIC®攻略などにのめりこんでいきます。


TOECI®スコア800の壁

TOEIC®スコアの壁スコア800。
初受験の結果が良かっただけに、気を良くして3か月後に受験しました。
結果は、前回とほぼ変わらず(笑)
このテストのすごいところはフロックがないところです。
運が良ければ20プラスとか、今回は運が悪くてマイナス50なんてことがない。
非情なまでに実力通りのスコアが出ます。

スコア800の壁を破るのに1年くらいかかったと思います。

800の壁が破れなかった大きな理由3つ
  1. 800を超えるための文法知識が不足していた
  2. 解答を急ぐあまり設問内容を読み間違っていた
  3. リスニングセクションで不得意なアクセントに対応できていなかった

800の壁を破るための対策

U先生のレッスンは通訳者として実践で力を発揮するためのトレーニングを行います。
新聞記事を読み、トレンドを知り実践の場で活用する。
まるで念仏だったニュース、スピーチ英語が聞き取れ、理解できる喜びもこの頃体験しました。

ただ、TOEIC®のスコアを伸ばすためには、それなりの対策が必要でした。
スコアを伸ばすことにとりつかれていたと思います。

対策を探してインターネット・サーチをかけると、たくさんの仲間が見つかりました。TOEIC®スコア・フルマーク(満点)990を目指す人たちが。

その情報の中でこぞって推薦されていたのが、【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術ロバート・ヒルキ , 相澤 俊幸 , ヒロ 前田  (著)

この本は、まさしく初心者向けTOEIC®対策本といった内容ですが、私が注目したのは、著作者のヒロ前田氏の学習方法についての姿勢でした。

ヒロ前田氏の主張は単純明快です。

 問題集を解くなら真剣に3回は解け! 

TOEIC®問題集は最低でも3回解け!

簡単なことです。

1回目
本番さながら90分の時間を割いて問題集を解く。この時、自信をもって回答できなかった問題にチェックを入れておく。

2回目
時間制限なし、リスニングも何度も聞きなおしても良いので、自分が納得できる解答を選ぶ。このときも自信を持って回答できなかった問題にチェックを入れる。

3回目
本番さながら90分で問題を解く。

同じ問題を3回解くことで自身の弱点がわかります

1回目と2回目を比べ、2回目で正しく選べているのに1回目で間違っているときは、時間のプレッシャーに押されて間違ったことがわかります。
次回同様な問題が出題されたとき、焦りさえしなければちゃんと正答が選べるということになります。
3回目で正答が選べなかった場合、単語力、文法、言い回しなどの知識不足を補う必要があります。

簡単だけど実行している人は少ない

同じ問題集を真剣に3回解くだけ。それも何を測るかを念頭に置きながら。
手法としては単純だけれども、時間がかかるし面倒くさいですよね(笑)
英語のトレーニングってダイエットに近いと思います。
分かっているけど実行できない。
逆に言えば実行する人が少ないからこそ、チャンスってことですよね。

また3回同じ問題を解くことによって、単語や文法知識、リスニングセクションで頻繁に出題されるフレーズなどが定着し余裕を持って解答することができます。

「のうだま」などの著書で有名な池谷裕二氏(東京大学薬学部教授)によれば、入力と出力、脳にとっては出力重視であるとのこと。
つまり「出力=問題集を解く」という意味なので、問題集をたくさん解くほうが脳への定着は早いとのことです。
同一問題集3回解答法を採用後、TOEIC®800の壁を越えることができました。
そして、次の860の壁が待ち受けていました。

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