【40歳からの英語②】あなたに足りないのは英単語

英語の辞書

 

ニューヨーク、ブロードウェイで憧れの俳優と一緒に写真を撮る、というアドレナリンどばどばの体験をした後です。



英語学習方法を求め迷走する

英語が楽しくなった私は、市民向け英語講座を修了すると、NHKラジオ講座を聞き始めます。
それと同時に、近所の個人英会話教室へも通い始めます。

どちらも、あまり上達には役に立ちませんでした。
ラジオ講座は、好きな番組があったものの、聞くのが好きなだけであまりその表現を積極的に使うということをしていませんでした。
聞いて分かればそれで満足していたように思います。

並行して行っていた英会話学校は、ネイティブの先生でしたが、なにしろ単語もフレーズも全く足りません。会話は成り立ちませんでした(笑)
しかし、そこで、長く付き合う友達ができたので結果オーライ!
その後、一緒に旅行したり楽しく付き合っています。

ともかくこの時期は、迷走暗黒時代とも呼べる時期です。
英検2級にこの頃合格しました。

本気の人たちと出会う

40歳過ぎて、結婚生活に暗雲立ち込め始めたころ(笑)、ネイティブさんが運営する英会話学校がなくなることになりました。先生がアメリカに帰国するタイミングで英会話学校が閉校したのです。
通う英会話学校がなくなったY美と私は、悩んだ末、大手外語学院の門を叩きます。
そこで、日本人講師と出会い、英語に対する目が開きます。

Y美はネイティブ講師にこだわり、私は感じるものがあり、日本人講師のクラスへと別々の道を行くことになります。

日本人講師の先生、U先生は現役の会議通訳者で、留学経験は1年ほど、バイリンガルではありません。そのクラスで英語に対する本気の人たちと出会います。
これは私にとって大きな転機となりました。

英検2級しかとっていない私以外、みなさん英検準一級はすでに取得済み。
英検一級を目指していたり、TOEICを定期的に受けている人たちの集団です。

当然、わたしは落ちこぼれです。

が、そのクラスの雰囲気がほんとうに良かったので、このクラスに残りたい、迷惑を掛けたくないという気持ちが芽生え、ともかく必死についていきました。

あなたに足りないのは単語

U先生から、「ねこかあさんに足りないのは、単語。単語が増えると楽しくなりますよ」とアドバイスがありました。

単語が足りないのは、毎回クラスを受けるたび痛切に感じていたので、当時、クラスで使用していた教材をともかく予習していきました。

そこに書いてある単語は、例文ごと覚えていきました。

それしか、自分にできることがなかったためです。

クラスの最初に、初見の英字新聞抜粋記事をクラスのみんなで読むのですが、突然渡される記事なので、分からない単語だらけ!

穴があったら毎回入りたかったです。

他の方がよく我慢して付き合ってくれていたなあと、今思うと冷や汗がでます。

リーディングがそんな調子ですから、リスニングはもう地蔵になるしかありませんでした。

自分にできるだけ当たりませんように!と身を固くして、当たったときは思いつく限りの想像で答えていました。

そんな恥ずかしい思いや情けない自分に直面する授業でしたが、当時の出来の良い皆さんに励まされ、なんとか1年を過ごしたころ、全く歯が立たなかった記事が、少しずつ理解できるようになっていきました。

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