ウチの猫。
3年前ジモティの「猫上げます」掲示板が縁で、4歳半のとき我が家にやって来ました。
ネットに掲載された写真で、すでにおなかの禿げが写っていたため、ストレスかアレルギーどっちだろう?と思いつつ連れて帰りました。
ウチに来て初めてのトイレで拝顔したブツは、とてもやわやわ(この辺リアルに表現することがはばかられるのでお察しください)。
アレルギーだな、と直感しました。
アレルギーなのかストレスなのか
獣医さんの意見を聞いてみようと思い、本猫を連れて診察を受けました。
おなかの禿げ範囲が広いこと、おなかが緩いことを伝えました。
その場での検査は、4種類。
- おなかの虫がいるかどうか
- 耳ダニ検査
- 血液検査(重大な疾患がないかどうか)
- 猫コロナウイルスの検査
結果
- 虫なし
- 耳ダニなし
- 腎臓の数値が若干高め、コレステロール高め
- 猫コロナウイルス、異常とも心配なしとも言えない微妙な数値
(猫コロナウイルスが人間に感染することはありません。通常感染力はとても弱いです。)
獣医さんの意見は、環境が変わってハゲ、整腸の狂いがあるかもしれないので、アレルギーと言い切るのは難しいとのことでした。
タール色の血が混じった便、水便、食欲不振、嘔吐などが見られないので様子見となりました。
カイヌシの特権、もふもふを体験したい!
カイヌシとしては、もふもふのおなかに顔をうずめる、という特権を行使したい!
そのためには、治療を!
獣医さんに食い下がって、アレルギー対策フードを試させてください、とお願いしました。
獣医さんから提案があったのは下の3種類。
3のアミノペプチドフォームラドライは、発売されて間がなく、サンプルもどかんと1kgくれました。2週間程度、食べさせてみないと効果のあるなしがわからないから、ということでした。
サンプルフードを試す
うちの猫は、お外の経験がないにもかかわらず、食欲魔人(猫)です。
なんでも食べます。
キャットフードの好き嫌いはないです。
他の猫が砂掛けするようなフードも、がっつりいきます。
ついでに人間が食べるものまで欲しがります。
が、食べませんでした。というより、食べ物として認識しなかったです。
いつもの器にフードを入れる音で飛んできますが、器の中身を眺めて、私の顔を見上げます。
「私の食事は?なんの冗談ですか?」
といった具合です。
見事に3種類ともです。
そして・・・
獣医さんに報告するときのきまずさ。
1kg以上もサンプル貰っといて、一粒も食べない。
食い意地の貼った猫が、頑として食べない。
カイヌシ、根負けしてとうとういつものフードを提供しました。
結局、療養食フードによるアレルゲンの特定はできず。
ストレスの可能性
本猫は、我が家に来てすぐになじみ、冒頭のような腹だしで堂々とどこででも寝る。
これがストレスを感じているというのなら、リラックスしたときは、どんだけ・・・
こんだけ?
我が家の場合は、本猫、サンプルフード断固拒否で、アレルゲンの特定にはいたらず、結局おなかの禿げは以前のまま。もふもふから程遠い状態です。
カイヌシの野望は打ち砕かれています。それでも、本猫が辛そうでもなく、のんきにしているなら、それはそれでありかなと。
無病息災ならぬ、一病息災で細く長く・・・
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